マイファーストカーにカローラ

我が家は三人の姉と兄がいましたが、みな18才になると強制的に免許取得のために、自動車教習所に通わされました。何故ならば、家業で運転をすることが多く、手伝いが出来るようにということと、交通の弁が良くない場所に家と会社があるので、誰もが駅まで迎えに行くことが出来たら、先々何かと便利であろうと父の方針からです。ですから誕生日が4月の私は高校三年生ですぐに教習所に通いました。車は軽トラ、セダン、軽自動車、ワンボックスと保持しておりました。でもみな各々に通勤通学また仕事に使用するので、私が免許取得をする頃にもう一台を購入する予定でした。そんな時偶然にも知人の中古車が余っているとのことで、譲り受けることになりました。10万キロも走行したカローラという車種で、運転初心者の私に多少ぶつけても、キズも目立たないというもってこいの車でした。さすがにインパネも古さを隠せませんでしたが、それでも初めての自分の車に大喜びの私でした。周囲では勿論まだ免許おろか車を保持している友達は居なかったので、私は一生懸命勉強して、最短で免許を取得することが出来ました。そして私のファーストカーの乗車です。踏み込むのにあまりスピードが出なかったり、ブレーキが甘かったり、サイドミラーの開閉が遅いなど、中古車ならではの欠点は有りましたが、縦列駐車など苦手な私は塀にぶつけても気にならない車という安心感から、どんどんチャレンジし段々と車庫入れが上達しました。自分に自身がつくと、運転が楽しくなり10万キロ走行したカローラも、まだまだ走行出来るということで、私は時間を見つけては運転して運転慣れを身に付けました。姉が結婚を期に軽自動車を手離すということで、私にお下がりとして回ってきたので、このカローラはまた知人に譲りました。このカローラのおかげで私の運転は上手いと自負しております。